大手門のリノベーション

renovation of OTEMON

interior renovation   2018

テナントビルの価値向上のための共用部改修

90年代の8階建テナントビルの価値向上のための共用部改修(エントランスロビー)。駐輪場と化していた風除室の扉を取り払い、また、エレベータホール前に袖壁を建てることによって、雑多に並んでいた階段・扉・店舗の印象を最小限の手数で整理しました。

騒音塵埃に非常にナイーブな立地の中で、エレベータまでの通路部分を確保しながら迅速な工事が求められました。そこで、既存床(磁器質タイルとPタイル)やコンクリートのハツリによる騒音塵埃を最小限とするために、上塗り可能な高強度モルタル(MORTEX)を採用し、既存床レベルを数ミリ単位でしか変えることなく迅速な施工が実現できました。段階的な施工が必要だったため、タイムラグによる左官の風合いの微細な差異に、見切りを入れることによって調整しています。天井は既存のまま塗装とし、設備関係も塗装のみでほとんど再利用。そもそも収益を得るスペースではないため、いかに廉価に美しくするか、本件では、そういうことがテーマになっています。普及品の木毛セメント板を、うっすらと下地が垣間見えるほどに塗装し、しっかりと目地を取ることで荒い仕上げの中に、石張りのような線状の規律をつくっています。

data

タイトル
大手門のリノベーション
建主
株式会社ビーロット
計画地
福岡市
種別
改修
主要用途
テナントビルの共用エントランス
規模構造
鉄骨造
敷地面積
-
延床面積
72㎡
施工
株式会社廣重工作所
写真
山下舞
title
renovation of OTEMON
client
b-lot
site
fukuoka city
type
renovation
program
entrance
scale
steel
site area
-
floor area
72㎡
builders
hiroshigekosakusho
photo
mai yamashita

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